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どこかおかしい日本のメタボ基準

「メタボ」と言うと、なにか不健康な生活習慣が原因とされていますが、長時間労働や不規則勤務、または身分が不安定な非正規雇用が増えている雇用格差問題や職業ストレスなど労働を取り巻く環境がメタボリック症候群を含む国民の不健康を生み出しているのではないかという事も考えられはしないでしょうか。イギリスでは、生活習慣の違いで補正をしても、雇用格差や職業ストレスでメタボリック症候群になる率が2倍以上もの違いがあるという研究結果も報告されているようです。一口に生活習慣を改善するといいましても、それを自分の裁量で変えられる人は少ないです。労働時間の制限など労働条件を改善しなければ、生活の改善は個人レベルではとても難しいです。メタボリックの原因となる生活習慣の乱れは労働や社会環境などによって規定されていると言え、新しい制度は、メタボにしか注目しないため、癌(がん)や鬱(うつ)病などで痩せても成果となってしまういます。そんな、おかしな制度は見直して、国が公衆衛生や社会福祉に努めることはもちろん、誰もが健康で文化的な生活を送れるように、国民みんなで生活や労働、地域の環境を変えていくことに動き出すべきではないでしょうか。

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